一級建築士 過去問
令和7年(2025年)
問120 (学科5(施工) 問20)

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問題

一級建築士試験 令和7年(2025年) 問120(学科5(施工) 問20) (訂正依頼・報告はこちら)

給排水衛生設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 給水管と排水管を平行して埋設する部分については、給水管を排水管の上方に埋設し、両配管の水平実間隔を300mm確保した。
  • 寒冷地での配管の地中埋設深さは、車両道路では管の上端より600mm以上、それ以外では300mm以上とし、かつ、凍結深度以上とした。
  • 呼び径80の一般配管用ステンレス鋼鋼管を用いた給水管の横走り配管については、吊り金物による支持間隔を2.0mとした。
  • 飲料用貯水槽の間接排水管の管径が65mmであったので、排水口空間を150mmとした。

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この過去問の解説 (2件)

01

給排水衛生設備工事に関する問題です。

選択肢1. 給水管と排水管を平行して埋設する部分については、給水管を排水管の上方に埋設し、両配管の水平実間隔を300mm確保した。

誤りです。

給水管と排水管の配管の埋設において、給水管は排水管の上方に埋設し、

両配管の水平間隔は500mm以上確保しなければなりません。

選択肢2. 寒冷地での配管の地中埋設深さは、車両道路では管の上端より600mm以上、それ以外では300mm以上とし、かつ、凍結深度以上とした。

正しいです。

給水管と排水管の配管の埋設において、

車両道路では管の上端より600mm以上、それ以外では300mm以上とし、

加えて、寒冷地においては凍結深度以上としなければなりません。

選択肢3. 呼び径80の一般配管用ステンレス鋼鋼管を用いた給水管の横走り配管については、吊り金物による支持間隔を2.0mとした。

正しいです。

給水管の横走り配管は、呼び径100以下の鋼管を用いた場合、吊り金物による支持間隔は2.0m以下とします。

選択肢4. 飲料用貯水槽の間接排水管の管径が65mmであったので、排水口空間を150mmとした。

正しいです。

飲料用貯水槽の間接排水管の排水口空間は150mm以上確保します。

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02

この問題で覚えておくポイントは、給排水衛生設備工事における配管の施工基準です。
給水管・排水管の埋設方法、寒冷地での凍結対策、配管支持間隔、間接排水管の排水口空間などは、施工上の安全性や衛生管理に関わる重要な事項です。

では問題をみてみましょう。
 

選択肢1. 給水管と排水管を平行して埋設する部分については、給水管を排水管の上方に埋設し、両配管の水平実間隔を300mm確保した。

給水管と排水管を平行して埋設する場合、排水管からの漏水などによって給水管が汚染されることを防止する必要があります。
そのため、一般的には給水管を排水管より上方に埋設し、両配管の離隔距離は500mm以上とします。

したがって、この選択肢が誤りとなります。
 

選択肢2. 寒冷地での配管の地中埋設深さは、車両道路では管の上端より600mm以上、それ以外では300mm以上とし、かつ、凍結深度以上とした。

寒冷地では、地中の水道管が凍結すると破損や断水の原因となります。そのため、配管は凍結深度より深く埋設する必要があります。

また、車両が通行する場所では、上部からの荷重による管の損傷を防ぐため、歩行部分などより深い埋設深さを確保します。

したがって、車両道路では600mm以上、それ以外では300mm以上とし、さらに凍結深度以上とする考え方は正しいです。
 

選択肢3. 呼び径80の一般配管用ステンレス鋼鋼管を用いた給水管の横走り配管については、吊り金物による支持間隔を2.0mとした。

給水管などの横走り配管は、自重や水の重量によるたわみを防止するため、適切な間隔で支持する必要があります。

呼び径100以下の鋼管では、吊り金物による支持間隔は2.0m以下とします。

したがって、この記述は正しいです。
 

選択肢4. 飲料用貯水槽の間接排水管の管径が65mmであったので、排水口空間を150mmとした。

間接排水とは、飲料用設備などの排水を一度空気中に開放してから排水管へ流す方式で、排水管内の汚水や臭気が給水設備へ逆流することを防ぐために設けられ、150mm以上確保します。

正しい記述です。


 

まとめ

給排水衛生設備工事の問題では、配管の配置・距離・支持方法・逆流防止対策などがよく出題されます。
特に給水管と排水管の関係は、衛生面に直結するため重要です。

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