一級建築士 過去問
令和7年(2025年)
問109 (学科5(施工) 問9)
問題文
付箋
付箋は自分だけが見れます(非公開です)。
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
一級建築士試験 令和7年(2025年) 問109(学科5(施工) 問9) (訂正依頼・報告はこちら)
- 型枠の構造計算におけるコンクリート打込み時の水平荷重については、鉛直方向の荷重に対する割合で定めることとし、地震力については考慮しなかった。
- 型枠支保工に用いる鋼材の許容曲げ応力及び許容圧縮応力の値については、鋼材の「降伏強さの値」又は「引張強さの値の3/4の値」のうち、いずれか小さい値の2/3の値以下とした。
- 支柱の高さが3.5mの型枠支保工において、2本のパイプサポートを2本のボルトを用いて継いだものを支柱とした。
- 防水下地となるコンクリート面における型枠緊張材(丸セパB型)のコーン穴の処理については、水量の少ない硬練りモルタルでコンクリート面と同一になるように充塡した。
正解!素晴らしいです
残念...
画像拡大
この過去問の解説 (2件)
01
型枠工事に関する問題です。
正しいです。
型枠の構造計算におけるコンクリート打込み時の水平荷重については、
水平方向に作用する荷重、風圧力による荷重を考慮し、地震力については考慮しなくてもよいです。
正しいです。
型枠支保工に用いる鋼材の許容曲げ応力および許容圧縮応力の値は、
鋼材の降伏強さの値または引張強さの値の3/4の値のうちいずれか小さい値の2/3の値以下とします。
誤りです。
パイプサポートは2本継ぎの場合4本以上のボルトを用いなければなりません。
また、パイプサポートは3本以上継いではなりません。
正しいです。
コーン穴の処理について、防水下地や薄い仕上の下地となるコンクリート面には、
丸セパB型の型枠緊張材を用いて、コンクリート面と同一になるようにモルタルを充填します。
また、水量の少ない硬練りモルタルを使用し、垂れてこないようにします。
参考になった数22
この解説の修正を提案する
02
この問題で覚えておくポイントは、型枠工事における型枠支保工の安全基準です。
型枠支保工とは、コンクリートを打設するときに、まだ固まっていないコンクリートの重量や施工荷重を支える仮設の支柱・構造材のことです。
特に、支柱の継ぎ足し方法や使用できる材料の条件は、型枠工事の安全性に大きく関わるため、試験でよく問われます。
では問題をみてみましょう。
型枠には、コンクリートの重量による鉛直荷重だけでなく、打込み時の圧力や作業による水平荷重が作用します。
型枠の構造計算では、コンクリート打込み時の水平荷重を考慮しますが、通常の型枠計算において地震力を直接考慮するものではありません。したがって、この記述は正しいです。
型枠支保工に用いる鋼材の許容応力度は、材料の強度をそのまま使用するのではなく、安全性を確保するために低減して設定します。
鋼材の降伏強さまたは引張強さの3/4の値のうち小さい値の2/3以下としますので、この記述は正しいです。
パイプサポートを継いで使用する場合は、継手部分の強度や安定性が低下するため、一定の条件を満たす必要があります。
特に、高さの大きい支柱では、継ぎ足した支柱は座屈や変形の危険が高まります。
パイプサポートを継いで使用する場合は、2本継ぎの場合4本以上のボルトを用いなければならず、この記述が誤りです。
型枠を固定するためのセパレーター部分には、コーン状の穴が残る場合があります。
この穴は防水性能や仕上げに影響するため、適切な材料で確実に埋め戻す必要があります。
防水下地では、水分の多いモルタルを使用すると収縮やひび割れの原因となるため、硬練りモルタルを用い、コンクリート面と同一になるように充塡します。
この記述は適切です。
型枠工事では、コンクリート打設時に作用する荷重、型枠支保工の強度、安全な施工方法について理解しておくことが重要です。
参考になった数3
この解説の修正を提案する
前の問題(問108)へ
令和7年(2025年) 問題一覧
次の問題(問110)へ