一級建築士 過去問
令和7年(2025年)
問26 (学科2(環境・設備) 問6)

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問題

一級建築士試験 令和7年(2025年) 問26(学科2(環境・設備) 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

ある地点における南中時の太陽高度が60度のときの法線面直達日射量はJNであった。このときの水平面直達日射量JHと南向き鉛直面直達日射量JVの値の組合せとして、最も適当なものは、次のうちどれか。
  • JH:JN/√3  JV:JN/2
  • JH:JN/2  JV:JN/√3
  • JH:JN/2  JV:{(√3)JN}/2
  • JH:{(√3)JN}/2  JV:JN/2

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この過去問の解説 (2件)

01

日射量に関する問題です。

 

水平面直達日射量(JH)=法線面直達日射量(JN)×sin60°(√3/2)

南向き鉛直面直達日射量(JV)=法線面直達日射量(JN)×cos60(1/2) です。

選択肢1. JH:JN/√3  JV:JN/2

誤りです。

選択肢2. JH:JN/2  JV:JN/√3

誤りです。

選択肢3. JH:JN/2  JV:{(√3)JN}/2

誤りです。

選択肢4. JH:{(√3)JN}/2  JV:JN/2

正しいです。

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02

最も適当なのは、JH=(√3)JN/2、JV=JN/2の組合せです。

法線面直達日射量JNは、太陽光に対して直角な面が受ける日射量です。水平面や鉛直面が受ける直達日射量は、太陽光がその面にどのような角度で当たるかによって変わります。

太陽高度が60度なので、水平面直達日射量は

JH=JN×sin60度=(√3)JN/2

となります。

また、南中時には太陽は真南にあるため、南向き鉛直面に対する太陽光の入射角は60度です。したがって、

JV=JN×cos60度=JN/2

となります。

選択肢1. JH:JN/√3  JV:JN/2

この組合せは適当ではありません。

南向き鉛直面直達日射量は、

JV=JN×cos60度=JN/2

となるため、この部分は合っています。

しかし、水平面直達日射量は、

JH=JN×sin60度=(√3)JN/2

です。

したがって、JH=JN/√3ではありません。

選択肢2. JH:JN/2  JV:JN/√3

この組合せは適当ではありません。

水平面直達日射量は、太陽高度60度から、

JH=JN×sin60度=(√3)JN/2

となります。

また、南向き鉛直面直達日射量は、

JV=JN×cos60度=JN/2

です。

したがって、JH、JVのどちらも値が異なります。

選択肢3. JH:JN/2  JV:{(√3)JN}/2

この組合せは適当ではありません。

水平面については、

JH=JN×sin60度=(√3)JN/2

となります。

南向き鉛直面については、南中時の太陽光と面の法線との角度が60度なので、

JV=JN×cos60度=JN/2

となります。

この組合せは、JHとJVの値が反対になっています。

選択肢4. JH:{(√3)JN}/2  JV:JN/2

この組合せが適当です。

水平面直達日射量は、

JH=JN×sin60度
=JN×√3/2
=(√3)JN/2

です。

一方、南向き鉛直面直達日射量は、

JV=JN×cos60度
=JN×1/2
=JN/2

となります。

太陽高度が60度と高いため、南向き鉛直面よりも水平面のほうが、太陽光をより正面に近い角度で受けます。そのため、水平面直達日射量のほうが大きくなります。

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