一級建築士 過去問
令和6年(2024年)
問73 (学科4(構造) 問3)

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問題

一級建築士試験 令和6年(2024年) 問73(学科4(構造) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

図のようなラーメンに荷重6Pが作用したときの曲げモーメント図として、正しいものは、次のうちどれか。ただし、全ての部材の曲げ剛性はEIとし、自重は無視する。また、図のA点は自由端、B点は剛接合とし、曲げモーメントは材の引張側に描くものとする。
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この過去問の解説 (3件)

01

先端に6Pの荷重がかかっているため、AB間にはM=6Plのモーメントがかかります。

 

下向きに棒が押された形なので、棒の左上から斜め下に向かった三角形の形状になります。

 

B点のモーメントの向きは反時計まわりなので、他の二部材には逆向きのモーメントがかかります。

 

また、二部材が負担するモーメントの大きさは長さより2:1なので、4Plと2Plの負担となります。

 

それぞれの部材の中でのモーメントの力の割合も2:1となります。

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誤りです。

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誤りです。

選択肢3. 解答選択肢の画像

誤りです。

選択肢4. 解答選択肢の画像

正しいです。

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02

この問題は荷重と材の長さから求める曲げモーメント図の問題です。

 

荷重6Pをふたつの材にかかるように分けていきます。

材の長さから2:1となるので

6Pl÷3=2

2:1×2

=4:2

4Plと2Plのモーメントが働きます。

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誤りです。

選択肢2. 解答選択肢の画像

誤りです。

選択肢3. 解答選択肢の画像

誤りです。

選択肢4. 解答選択肢の画像

正しいです。

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03

この問題を解くために必要なポイントは以下です。

 

・固定端(左側と下側)と節点Bを結ぶ部材において、
 固定端のモーメント=節点Bのモーメント×1/2
 ※詳しくは固定法で調べましょう。
・節点Bに生じるモーメント(=6PL)は、節点Bの左側、下側に対して剛性(変形のしにくさ)の比率で分配される。
・部材の剛性は、曲げ剛性(=EI)/部材長で表される。

 

上記を踏まえ、曲げモーメントを算出しましょう。


①剛性の算出
・節点B左側部材:EI/2L
・節点B下側部材:EI/L

 

②節点Bの曲げモーメントの算出
・左側の曲げモーメントを算出します。
 M左B=6PL×(EL/2L)/(EL/2L+EL/L)=2PL

→下側:M下B=4PL

 

③固定端のモーメントの算出
節点Bの曲げモーメント×1/2なので、
・M左固定=PL
・M下固定=2PL

 

以上より、4が正しいです。

 

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誤りです。

選択肢2. 解答選択肢の画像

誤りです。

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誤りです。

選択肢4. 解答選択肢の画像

正しいです。

まとめ

本解説では丁寧に曲げモーメントを算出しましたが、

「固定端とBのモーメント比率=1:2」

「モーメントの分配=剛性(長さとEIの比率)」

という点さえ押さえれば、すぐに解くことができる問題です。

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