一級建築士 過去問
令和7年(2025年)
問84 (学科4(構造) 問14)
問題文
付箋
付箋は自分だけが見れます(非公開です)。
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
一級建築士試験 令和7年(2025年) 問84(学科4(構造) 問14) (訂正依頼・報告はこちら)
- 鉄筋の短期許容応力度は、一般に、JISに定められた最小の規格降伏点の数値を用いる。
- 保有水平耐力計算では、部材の破壊形式、寸法、配筋、応力などに応じ構造特性係数DSを算出する。
- 保有水平耐力計算では、一般に、保有水平耐力を発揮したときの変形と、大地震時の最大応答変形が一致する。
- 限界耐力計算では、地震に対しては損傷限界と安全限界に対する性能を確認する。
正解!素晴らしいです
残念...
画像拡大
この過去問の解説 (2件)
01
鉄筋コンクリート構造に関する問題です。
正しいです。
鉄筋の許容応力度はJIS規格による最小の数値を用います。
正しいです。
保有水平耐力計算における、構造特性係数Dsは柱の内法高さ・幅や引張鉄筋比、軸方向応力度、せん断応力度等に応じて算定します。
誤りです。
保有水平耐力計算は大地震時の層せん断力について安全性を確かめます。
大地震時の最大応答変形よりも保有水平耐力を大きくしなければなりません。
正しいです。
限界耐力計算では損傷限界と安全限界の両方を確認します。
参考になった数19
この解説の修正を提案する
02
この問題で覚えておくポイントは、保有水平耐力計算と限界耐力計算の考え方の違いです。特に、保有水平耐力計算では「建物が必要な耐力を有しているか」を確認するのに対し、限界耐力計算では「地震時にどの程度変形するか」まで評価します。つまり、「最大応答変形」を直接求めるのは限界耐力計算であり、保有水平耐力計算ではありません。 この違いを理解していれば正解を判断できます。
では問題をみてみましょう。
鉄筋の短期許容応力度は、一般にJISで定められた最小規格降伏点(降伏強度)を基準として定められます。そのため、この記述は適当です。
保有水平耐力計算では、柱や梁などの部材の破壊形式、寸法、配筋、応力状態などを考慮して、建物の塑性変形能力を表す構造特性係数DSを算定します。そのため、この記述は適当です。
保有水平耐力計算では、建物が必要な保有水平耐力を有しているかを確認する計算であり、大地震時の最大応答変形を直接求めたり、保有水平耐力時の変形と一致すると考えたりするものではありません。 最大応答変形を評価するのは限界耐力計算の考え方です。したがって、この記述は不適当です。
限界耐力計算では、中地震に対する損傷限界と、大地震に対する安全限界の2つの性能を確認します。
この記述は適当です。
保有水平耐力計算と限界耐力計算の違いは、一級建築士試験で頻繁に問われる重要事項です。
保有水平耐力計算は「耐力の確認」、限界耐力計算は「変形・応答の確認」という役割の違いを整理して覚えておくと、類似問題にも対応しやすくなります。
参考になった数7
この解説の修正を提案する
前の問題(問83)へ
令和7年(2025年) 問題一覧
次の問題(問85)へ