一級建築士 過去問
平成29年(2017年)
問73 (学科4(構造) 問73)
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一級建築士試験 平成29年(2017年) 問73(学科4(構造) 問73) (訂正依頼・報告はこちら)
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この過去問の解説 (3件)
01
この設問はすべての曲げモーメント図を求めることなく正解を選び出すことができます。
右側柱:柱脚がローラー支持の場合、水平反力は生じないので柱部材にかかる曲げモーメントが0になります。
→③④が消去されます。
左側柱:柱脚がピン支持の場合、柱部材には水平力による曲げモーメントが生じます。
M=Px2l=2Pl
→②が消去され正解が①とわかります。
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02
図右側柱はローラー支点のため、柱頭と梁端部の節点には支点反力が生じないので、この点はモーメントが0となります。
図左側柱頭と梁端部の節点のモーメントは、P×2L=2PLとなります。
柱頭部の応力と梁端部の応力は釣り合うので、梁端部にかかる応力も2PLとなることがわかります。
よって、上記を満たす1番が正しいものとわかります。
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03
右柱の支点はローラー支点ですので右柱には水平力が発生しません。従って右柱には曲げも発生しません。
左柱の水平支点反力はPとなり、柱頭曲げは
支点反力P×距離2L=2PLとなります。
以上より右柱の曲げが0で左柱の柱頭曲げは2PLの正答肢は[1]となります。
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