一級建築士試験は、学科の試験と設計製図の試験の2段階です。令和8年度の日程は次のとおりです。
<学科試験>
試験日:2026年7月26日(日)(実施済)
| 時間 | 内容 |
|---|
| 9:25〜9:40 | 注意事項等説明 |
| 9:40〜11:40 | 学科Ⅰ(計画)・学科Ⅱ(環境・設備) |
| 12:10〜12:40 | 法令集チェック |
| 12:40〜12:55 | 注意事項等説明 |
| 12:55〜14:40 | 学科Ⅲ(法規) |
| 15:00〜15:15 | 注意事項等説明 |
| 15:15〜18:00 | 学科Ⅳ(構造)・学科Ⅴ(施工) |
<設計製図の試験>
試験日:2026年10月11日(日)
| 時間 | 内容 |
|---|
| 10:35〜11:00 | 注意事項等説明 |
| 11:00〜17:30 | 設計製図 |
設計製図の試験時間は6時間30分です。令和8年度の設計製図の課題は、2026年7月24日(金)頃に公表される予定です。
<令和8年度の設計製図の課題>
令和8年度の設計製図の課題は、2026年7月24日に公表されました。
課題名は「ホテル」です。
要求図書は次のとおりです。
・1階平面図・配置図(縮尺1/200)
・各階平面図(縮尺1/200)
どの階の平面図を作成するかは、試験問題の設計条件などで指定されます。
・断面図(縮尺1/200)
・面積表
・計画の要点等
建築物を計画するときには、敷地周辺の環境や既存建築物の保存、バリアフリー、省エネルギー、二酸化炭素排出量の削減、セキュリティなどへの配慮が求められます。
また、各室を適切に配置して分かりやすい動線とすること、建物全体を安全で経済的な構造とすること、空調・給排水・電気・昇降機などの設備を適切に計画することも求められます。
建築基準法などの関係法令や、要求された図面・主要な室などの条件に対して、解答内容に大きな不備がある場合は、重大な不適合と判断されることがあります。
<令和8年度の変更点>
令和8年度から、設計製図の試験でも法令集を使用できるようになりました。
学科Ⅲ「法規」と設計製図の試験では、それぞれの試験で、使用基準を満たした法令集を2冊まで使用できます。
法令集の法令編と告示編が別々の冊子になっている場合は、それぞれを1冊として数えます。
使用する2冊の法令集は、同じ出版物である必要はありません。異なる出版物の法令集を組み合わせることも、発行年が異なる法令集を組み合わせることもできます。
使用する法令集に付随する追録、追補、訂正表などは、法令集の冊数には含まれず、追加して使用できます。
ただし、使用する法令集とは異なる出版物の追録などや、使用する法令集と発行年が異なる追録などは使用できません。
法令集には、次のような簡単な書込みや表示を行うことができます。
・目次や見出し
・関連する法令や条文を探すための指示
法令名、章、節、条などの名称・番号・掲載ページまでに限られます。
・法令の改正年月日
・条文への下線、二重線、囲み
・丸、三角、ばつ印などの簡単な記号
ただし、次のようなものは使用できません。
・解説、要約、問題、解答などが掲載されている法令集
・条文などの順序を入れ替えたり、関連する条文や別表などを独自に挿入したりしたもの
・法令集の使用基準に反する書込みがあるもの
・条文の内容を説明する文章、図、早見表、計算式などを書き込んだもの
・法令集や追録などをコピーしたもの
・インターネットなどから法令をダウンロードして印刷したもの
・使用が認められた冊数を超える法令集
・使用する法令集に付随していない追録、追補、訂正表など
使用基準に合わない法令集は、試験中に使用できません。使用が認められていない法令集を使用した場合は、退場となるため注意が必要です。
学科Ⅲ「法規」では、試験開始前に法令集のチェックが行われます。設計製図の試験では、試験開始後に法令集のチェックが行われます。
また、令和8年度の学科の試験と設計製図の試験では、2026年1月1日現在で施行されている法令が適用されます。
※参考:令和7年の設計製図の課題
令和7年の設計製図の課題名は「庁舎」でした。要求図書として、平面図、配置図、断面図、面積表、計画の要点などが示されました。