一級建築士は、建築物の設計や工事監理を行うための国家資格です。
二級建築士や木造建築士よりも業務範囲が広く、個人住宅だけでなく、超高層ビル、大型商業施設、病院、学校、庁舎など、さまざまな建築物の設計や工事監理に関わることができます。
一級建築士は、建築士法上、二級建築士や木造建築士のような建築物の構造、規模、用途による業務範囲の上限がありません。
ただし、規模が大きい建築物の構造設計や設備設計については、一般の一級建築士だけでは設計を完了できない場合があります。
法律で定められた建築物では、次の専門資格を持つ一級建築士が設計を行うか、設計内容が法律に合っていることを確認する必要があります。
・構造設計一級建築士
地震や風などに耐えられる建物の骨組みを専門に扱います。
・設備設計一級建築士
空調、給排水、電気、防災設備などを専門に扱います。
このため、大規模な建築物では、意匠、構造、設備などを担当する複数の専門家が協力して設計を進めます。